泉の広場

この前動画で心霊系がお勧めで流れてきたのだが(多分この前ホラー映画見たから),梅田にある泉の広場に赤い服を着た女性の霊が出る,という都市伝説があるのだそう.

 

要点を書くと,

  • 泉の広場に古めかしい赤いドレスを着た女性が立っている
  • 目が合うと素早く寄ってくる
  • そのまま顔を覗き込んでくるのだが,目がすべて真っ黒
  • 「殺す」とか言ってくる
  • なのに他の人には見えていない感じで通り過ぎたり無視したりしてる
  • だいたい90年代後半から2000年代初頭のこと

とかいう感じ.

 

へぇー…ん?

あれ?似たような話めっちゃ昔聞いたことあるぞ?とか思いながら頑張って思い出していたのだが,ようやく最近部活の記憶と相まって思い出した.

 

僕らの高校の地区的に,試合帰りとかはかなりの高頻度で梅田(万博・服部緑地の帰り,場合によっては長居・枚方からの寄り道)に出向いていたのだが,仲間と寄るのはだいたい茶屋町(Step→マクド→ゲーセン)か阪急梅田周辺,あとは地下街くらいだった.

地域的に梅田の北のほうの茶屋町界隈には似たような高校生もいたし,治安的にも問題ない雰囲気だったのだが,東の地域はかなり治安が悪い盛り場だから近づいてはいけない,と言われたことがある.

たびたびこの地域はいけない,とかそういう話が出るのだが(大阪はそういうの特に多い気がする),いつの日か忘れたが,ふと梅田地下街の東の果てにある"泉の広場"の話になった.

"あの辺にはドレス(ワンピース?)を着たラリってる女性がおって目合わしたらめっちゃ寄ってくる",とか,"ラリってる時にあんまジロジロ見ると「ぶっ●すぞー!」とか絡まれる",誰かが言ってたんだよな.

僕はそれ聞いて以来泉の広場には決して近づかないでおこうと決めたのだが…まあ治安も悪いと言われてた辺りだったし…

 

当時1999年~2001年あたりだから,この都市伝説で語られる時期とドンピシャなので,多分そうなんだろう.

アレが都市伝説になるとは…まあ,他の人が目を合わさないのは,関わるとめんどくさくなるから,という,大阪人あるあるなのでは.

もう泉の広場はないし,あの辺りも昔に比べれば治安もましになったと思うので確かめようもないが…

 

 

さて,せっかくなので久々映画.

 

 

ロードオブザリングの前日譚.三部作の1作目.

1作目にチラっと出てたビルボが主人公.ピピンに微妙に似てる?

 

導入部分はクライマックス感あるが,ロードオブザリングに比べるとスケールは小さめか.

特に,"二つの塔"と"王の帰還"に比べると…

味方はドワーフ中心,敵もはゴブリンとかオーク辺りしかいないのは,"ナズグル"とか"バルログ"とかやべー奴のオンパレードだった前シリーズに比べると物足りなさは否めない.

 

戦闘シーンとかも何となく逃走が多くて,籠城戦とか騎馬戦とかがメインだった迫力に比べると飽きる.ゲーム画面を見てる感じ.

※実際,一気に見切れなくて,何回かに分けて鑑賞することになった.

 

ゴラムが出てきてからはなんとなくストーリー性が出てきて良くなってきたが,最後も結局助けられて終わるって…盛り上がらなさすぎないか!?

最初作の"旅の仲間"もそんな冒険の始まりみたいな感じではあったので,次の"竜に奪われた王国"に期待.65点.