東北まとめ

東北チャリ縦断
日程:2009年4月28日〜5月7日(10日間)
 
巡った県: 東北全県、北海道(函館)
 
走行ルート:
1日目 白河→須賀川
2日目 須賀川→郡山→猪苗代→喜多方→米沢
3日目 米沢→山形→天童→仙台
4日目 仙台→栗原→一関→平泉
5日目 平泉→北上→花巻→盛岡→雫石
6日目 雫石→角館→秋田→天王
7日目 天王→大潟(八郎潟)→能代→深浦
8日目 深浦→五所川原→青森→脇野沢
9日目 脇野沢→大間→函館
10日目 函館
 
総走行距離: 950 km
 
良かった点:
・ほぼ全日程で晴れだった
・予定していたルートをすべて走ることができた
・野宿中心にもかかわらず、お風呂に10日中8日入ることができた
・自分のペースで走ることができた
 
悪かった点:
・予算を大幅にオーバーした
・旅の前半でひざを痛めるほどに過負荷を与えてしまった
・自転車の故障が相次いだ
・野宿での朝型が寒く、重装備になりがちだった(テント、山用シュラフなど)
・旅の終盤ではフェリー出港時間に捕らわれがちだった
・山形がやや不完全燃焼(観光してない)
・人と余り絡まず、孤独だった(一言もしゃべらない日があった)
・日焼けしすぎた
 
各県の印象:
福島…まだ関東の延長線上な気がした。郡山地域をはじめとして、福島、いわき等の都市があり、まだまだ都会。
猪苗代湖磐梯山がすごくきれいだった。喜多方ラーメンはさほど美味しくなかった(店にもよるだろうけど)。
山形…一気に通過したので印象は薄いけど(名物も食べてない)、
県南部は平らで凄く走りやすかった。今度またじっくり巡りたい(18切符で)。
宮城…メインは仙台。整然とした町並みは凄く住みやすそうだと思った。
あと想像以上に都会だった。100万人ちょっとの町とは思えない。
都心部だけをみると、200万人都市の札幌レベルだと感じた。
牛たんを食べたが感動するほどおいしくはなかった。むしろコストパフォーマンスは非常に悪いと思った。
笹カマとずんだ餅の方が手軽でおいしくて好きだな。
宮城北部から景色がすっきりしはじめ、少し北海道の空気を感じるようになった。
岩手…平泉は人も景色もそれほど観光地ずれしていなくて、いい街だった。
盛岡冷麺はおいしかったけど、普通の冷麺だった。今度はわんこそばが食べたい。
秋田…秋田市以北はさらに雰囲気が北海道に近くなった。八郎潟なんかはぱっと見完全に北海道。
日本海沿いは凄く走りやすかった。いかのぽっぽ焼きやホタテなど、海産物が神だった。
しょっつるそばなるものを食べたが、味がほとんどしなかった。
青森…人がすごく優しく、旅がしやすそうな土地だと思った。津軽平野は走っていてすごく爽快だった。
下北半島は時間が止まったままのような感じで、古い日本を見ているようだった。
その退廃感がなんとも言えなかった。恐山にはぜひ行きたかった。
北海道(函館)…北海道の中ではまだまだ本州的な土地だといわれているが、
津軽海峡をまたぐと景色が俄然なだらかで広々とした印象を受けた。
植生もそれまでのブナ中心の森から白樺や針葉樹などにシフトした気がする。ブラキストン線ってあるんだなあと思った。
函館はコンパクトな街なので観光は意外にすぐに終わってしまった。食べ物はさすがにおいしい。
 
次はまだ電車でしか行ったことのない九州を自転車で巡ってみたいですなあ。