国盗り物語

国盗り物語を読み終わりました。
一ヶ月ちょいかかった。
うん、一・二巻と三・四巻は全く別の作品ですな。
一・二巻が斉藤道三編で、三・四巻が織田信長編。
 
この本で明智光秀の印象が大きく変わりました。
信長の酷薄性・究極の合理性が彼の心を蝕んでいく様が
うまく描かれています。
これが史実かは分からないですけどね。
後半の主人公は光秀と言ってもいいぐらいです。
 
ともにその将来を共通の師である道三に見込まれていた信長と光秀。
その二人は戦乱の中で目的をたがえつつも、
光秀は信長の家来として奮迅の働きをしていた。
その中で「敵は本能寺にあり」のシーンに来たときは鳥肌ものでしたよ。
 
早速次の新史太閤記読んでます。