特化物講習

特定化学物質取扱主任者の講習がありました。
午前中はあまりのおもんなさに気を失ったこともありましたが、
午後の医者の話はめっちゃおもろかったです。
思えばこういう講習で興味を持って聞けたのははじめてかも。
以下メモ。
 
・うんこの色は血の色
…うんこの直接的な色である胆汁は血を分解して作られる
  
・医学が本当に進歩するのは戦争の時
ナチスの人体実験など。ラットで実験するよりもよりよい成果が得られる。
 
・心臓マッサージで肋骨が折れるのは普通
…おばあさんとかの肋骨が折れてしまうのは仕方ないらしい。それより命が大事。
胸を押すたびにボキボキいって、音がしなくなったら折れつくした証。
 
・大やけどでまず一番恐いのはショック症状に並んで体液減少
…体表面の80%を焼いた人が、一晩で60Lの輸液をして生き延びたらしい。
 
・やけどでできる水疱は早く傷を治癒するため
…口の中の傷の直りが早いのは、口内が水分で満ちているかららしい。
やけどで水疱ができるのはそれと同じ原理。
水疱をつぶすと治癒が遅れたり、火傷跡がきれいに治らなかったりするそうな→つぶしてはならぬ。
 
・脳細胞の再生医療が既に行われている
脳梗塞で不随になった人を回復させることも可能だとか。
現在は研究段階だそうだが、将来は介護必要者の大幅な減少に貢献できるかもしれない。
療法は簡単で、自身の髄液を100万倍に培養して血液注射するだけ。
三ヶ月もすればほぼ不随前にまで回復するとか。本当だったらすごいと思う。
 
あとは研究で使用する試薬の危険性とか人体への影響とか。
フッ酸はやっぱりやばいですね。
 
明日は講習後、検定です。