昨日は学部の同窓会に行ってきました。
みんなほとんど変わってないですな。
学部のときより全体的にやせている気はしたけど。
懐かしかったです。
学部時代のあのゆるい、けだるい雰囲気が心地よかったなあ。
追われることも、縛られることも何も無かったもんね。
それでいて、やることなすことが全て新鮮やったなあ…。
今思うと、一番幸せな日々やったかも。
今書いていて思ったけど、
物事に取り組むときに如何に新鮮さを残すかが、
普段の楽しみを増す格好の調味料な気がします。
学部時のチャリ旅行はもっと輝いていたし、
18切符旅行もそうやし、
野宿で起きたときのあの感覚もキラキラしたものやったぞ。
四国とか、四万十川とか、
思い出したらほんまにきゅんとするもんな。
北海道は流石に学部4回のときより、院生のときのほうが充実したけど。
時間的な美化はあるかも知れんけど、
今感じることのできない感覚は絶対あったと思う。
勉強も新しいこと学ぶときはすっごい新鮮やったもんなあ。
本当のニュートン力学や電磁気学が、
こんなに高尚な理論だとわかったときのこと。
量子力学に入ったときや延長の物性論に入ったときもウキウキした。
今は…理論というよりは応用展開やからな。
それはそれで面白いし、面白いからそっちを選らんだんやけど…。
そういや今年は海外に旅するようになって、
ちょっとだけキラキラした気がした。
でも、二十歳以前に経験したあのキラキラとは違う気がする。
ある程度、旅に共通する「何か」をある程度把握していて、
新鮮さが「言葉の違い」や「文化」に限定されてしまって、
その部分だけにキラキラとした面白さを感じているというか。
そうやな、やっぱ二十歳以前の感覚とその後の感覚は違うな。
完全に新しい世界に飛び込む機会がなくなるというか、
それは実は無意識的に身構えてしまっていているからなんじゃないか、とか。
僕も気づいたらもう25歳やしね。
二十歳を小1とすると、25歳はもう小6やもんなぁ。
小1から小6なんて、めっさ長かったのに、
二十歳過ぎてからの同じ5年はほんまにあっという間やわ。
よく言う話やけど、こんなにあっという間なんてね。
おそらく次気づいたら三十路なんでしょう。
でもそれで大切な感覚を失っていくのはさびしすぎるな。
今年の総集編は明日書くけど、
年をとってもあの感覚は大事にしたい。
来年は、またなんか新しい趣味をやってみたいものです。
それは元旦に抱負を書くということで。
…おお、今日は愚痴っぽくなってしまった。
今日も忘年会で楽しみですが、
そろそろ胃のほうがきつくなってきました。
僕の場合ビールが胃にくるので、ビールはほどほどにします。
さて、明日は一年の振り返りを書きます。