青春とは何か2

青春時代にも区分があると思われる。
僕の場合中学時代は暗黒の時代だったこともあるが、
発達心理学的には青年期 = 15 〜 25歳だそうなので、
それに則って高校から青春が始まるとして取り上げてみたい。
 
1. 青春時代前期(高校時代)
高校での部活やクラスでの日常生活、
体育祭や文化祭、合宿、修学旅行などのイベントを中心として盛り上がる。
管理された中の自由ではあったが、
中学時代よりも可能性がぐっと広がった感じがした。
まだまだ未経験のことが多くあって、毎日がキラキラとしていた。
 
2. 青春時代中期(学部時代)
高校までの束縛も終り、
時間もエネルギーも有り余って、完全な自由を会得する時代。
遂にアルコールも解禁である。
自分のやる気次第でつまらなくも楽しくもなると思われる。
僕の場合、勉強・引きこもり・長期旅行でサイクルしていた感じか。
ポテンシャルも大きいが、その分「自己責任」の4文字が常に付きまとう。
この時代に自発的に様々な経験をして、
その後の価値観に影響を与えていくと思われる。
 
3. 青春時代後期(院生時代以降)
約10年続くことになった青春時代も終盤に差し掛かり、
新しい話題も徐々に減って、生活そのものが少しずつマンネリ化していく。
自己形成もほぼ完成を見、徐々に可塑的ではなくなっていく。
若い分まだまだ無茶をしても許されるが、
以前程の無茶は体力的にも精神的にも難しくなっていく。
そしていつの間にか青年期は終りを告げ、成人期に入っていく。
この点には個人差が大きいが世間的には25歳前後、
現代では社会進出年齢が遅れたことを考慮して30歳前後で青年期の終了と考えるようだ。
 
青春って僕の場合、割と限られた期間だけだったと思ってたけど、
意外に平均的だったのかもしれないな。