F先生ミュージアム

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 藤子・F・不二雄ミュージアム発表 秘蔵原画や愛用のパイプなど展示 キャラとのふれ合いも
 
 「ドラえもん」や「パーマン」などを生んだマンガ家の藤子・F・不二雄さんの記念館「藤子・F・不二雄ミュージアム」の概要が29日、発表された。向ヶ丘遊園跡地(川崎市多摩区)に11年9月3日の開館予定の3階建てで、ミュージアムには、5万点の中から選んだ原画のほか、机やパイプ、帽子など藤子さんの生前の愛用品がテーマ別に展示。キャラクターとふれ合う屋上広場やキッズスペース、ミュージアムカフェも設置する。
 藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)さんは1951年、藤子不二雄A(本名・安孫子素雄)さんと「藤子不二雄」として、「毎日小学生新聞」に「天使の玉ちゃん」を初連載し、マンガ家デビュー。「キテレツ大百科」「エスパー魔美」など子供向けのSFギャグマンガの名作の数々を生み、96年に62歳で死去した。
 ミュージアムは、藤子・F・不二雄さんの妻・正子さんが、応援してくれた子供たちへ恩返しをしたいとして、藤子・F・不二雄さんが長年住んでいた川崎市多摩区に設置、藤子プロが運営する。藤子・F・不二雄さんの「夢」「希望」「友情」「勇気」「大いなる好奇心」そして「人を愛する優しい気持ち」などのメッセージを広く発信するという。1回最大500人収容、1日4回の予約制とし、年間50万人を目標とする。10年4月から着工予定。
 発表会には、正子さんや、「藤子・F・不二雄プロ」の伊藤善章代表、阿部孝夫川崎市長らが出席し、アーティストの村上隆さんがゲストとして登場した。村上さんは、05年のニューヨークでの個展で藤子さんの原画を紹介しており、「日本のマンガ文化は世界に冠たる芸術文化。私はその伝道師として活動しているようなものです。ミュージアムでは、藤子先生の友愛や博愛の気持ちに触れていただきたい」と話した。正子さんは「5万枚の原稿すべてが彼(藤子さん)の生きた姿。ミュージアムで多くの方が子供のころを思い出していただけたらうれしい」と語った。
 午前10時〜午後6時開館、入場料一般1000円、中高生700円、小学生500円を予定している。

 
娘がドラえもんに興味持ってくれるか分かりませんが、是非行きたいです。
近いですしね。