青春漂流

青春漂流 (講談社文庫)

青春漂流 (講談社文庫)

友人に進められて数年前に読んだのだが,改めてこれを読んでいるとかなり勇気づけられる.
特に序章の以下の文章には勇気づけられた.


「いつからいつまでが青春期などと,青春を厳密に定義できるものではない.
自分の生き方を模索している間が青春なのである.」


「迷いと惑いが青春の特徴であり特権である.それだけに恥も多く,失敗も多い.
恥なしの青春など,青春の名に値しない.
自分に忠実に,しかも大胆に生きようと思うほど,恥も失敗もより多くになるのが通例である.」


インタビューが収録されている20代〜30代の若者の考え方もしっくり来る.
30代もまだ前半,なんだか頑張ろうとなれる本.