北海道チャリ小旅行

mojataku2008-09-23

さて、明日は早朝から出張実験やというのに、
日付が変わってから北海道より帰ってきました。
最近飛行機がよく遅れて困ります。
リムジンバスが終わっていて、途中までしかいけず、
寮の最寄り駅まで電車を乗り継いで帰ってきました。
重い自転車を持って…。
 
今回のチャリ旅は、
札幌→(バス)→稚内宗谷岬稚内→利尻→礼文稚内→手塩→(バス)→札幌
といった、計5日間の強行小チャリ旅でした。
今回の旅は思い知らされることが沢山でした。
その内二点を述べたいと思います。
 
まずひとつに、チャリ旅というのは時間の贅沢な使い方だったんだ、ということ。
今回は5日間の強行(内、二日間はほぼバス・飛行機の移動のみ)スケジュールでしたが、
ほとんど自転車で走ることができませんでした。
まあ、離島に行ったのでしかたない気もしますが…。
北海道をチャリ旅するには、
最低でも終日自由行動できる日が1週間は必要だと思いました。
 
もうひとつ大きなことが。
今回は2006年のチャリ旅をなぞる形での旅行だったのですが、
稚内礼文と行っている内に2年前の記憶が蘇ってきて、それと同時に、
最近北海道に行ってもどうもピンとこない理由も理解できた気がします。
それは、どこかで2006年のチャリ旅の幻影を追っているということ。
 
2006年のチャリ旅は、旅行人生で群を抜いて最高でした。
この年の旅で出会った人たちの縁は、
今もなお、東京で、北海道で、そしてベトナムでさえも続いています。
この経験が、ある種の脳内麻薬となり、
2006年以上の旅を北海道で具現化するために何度も北海道に赴く、
そういった無意識的な行動があった気がします。
 
よすぎる事を早く経験するのは、少し損ですね。
 
ということで、北海道チャリ旅はしばらくお休みします。
いや、旅行という趣味自体、
海外の大きな旅と、散発的な近場の小旅行に留める方針で行くと思います。
北海道チャリ旅は大好きですが、最近マンネリ化してきた気もしますし、
お金もすっごいかかりますしね。
 
そんなこんなで、今回は貴重なことを気づかせてくれた旅行でした。
最後にひとつ。
礼文島は、やっぱり日本で一番素敵な場所だと思いました。
 
※写真は桃岩荘のヘルパーたち